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黒いトップス姿で車内にいる三村由香

素敵な服もくちゃくちゃでは台無し。大人のおしゃれは“洗い方・干し方・しまい方”まで

「えっ、どうしたらこんなにくちゃくちゃになるの?」と思わず声が出ました。去年の同行ショッピングで一緒に選んだスカートも、デニムも、素敵なパンツも、しわだらけ。せっかく頑張って選んだ服なのに、これでは本来の美しさが伝わりません。

コーデが上手になっても、似合う服を買っても、お手入れと保管が雑なら魅力は半減します。服は買った瞬間に完成するのではなく、洗って、干して、しまい、次に気持ちよく着られる状態へ戻すところまでがおしゃれです。

素敵な服は、買った瞬間がゴールではない

同行ショッピングでは、体型や雰囲気に合う形を見極め、手持ち服との組み合わせまで考えて一着を選びます。その時間もお金も無駄にしないためには、家へ連れて帰ったあとの扱いがとても大切です。

しわが深くついたパンツ、肩の形が崩れたトップス、ぎゅうぎゅうに押し込まれたスカート。どれも服そのものが悪いわけではありません。扱い方を少し変えるだけで、買ったときのきれいな姿に近づけられます。まずは「着たあとの服を見る」習慣から始めましょう。

洗濯と保管でしわが目立つベージュと白のパンツ

 

お家洗濯は、表示を見るところから

何でも同じ洗剤、同じコース、同じ脱水時間では、服に負担がかかります。まず確認したいのは洗濯表示。水洗いできるのか、手洗いがよいのか、乾燥機を避けるべきなのか。素材と表示に合わせて方法を選ぶことが基本です。

繊細な服は裏返してネットへ入れ、形を守りながらやさしく洗う。脱水を長くしすぎないことも、強いしわを残しにくくするコツです。「家で洗える」と「何も考えず洗ってよい」は別物。ほんのひと手間が、服の寿命と見栄えを大きく左右します。

床に広げて状態を確認するしわのあるベージュのパンツ

 

干し方で、仕上がりは大きく変わる

洗濯機から出した服を、そのまま何となくハンガーへ掛けてはいけません。縫い目を整え、両手で軽く振り、しわを伸ばしてから形をつくる。パンツならウエストや裾の向きをそろえ、重みを利用できる干し方を考えます。

乾いたあとに慌ててしわを取るより、ぬれているうちに整えるほうがずっと楽です。肩幅に合わない細いハンガーや、片側だけに負担がかかる掛け方も型崩れのもと。服の形を観察しながら、「どこを支えればきれいに乾くか」を考えてみてください。

しわのあるデニムを着て服の保管方法を学ぶお客様

 

ハンガーの掛け方にも理由がある

クローゼットへ戻すときも、ただ空いている場所へ掛ければよいわけではありません。ジャケットは肩に厚みのあるハンガー、スカートは跡がつきにくいクリップ、パンツは折りじわや重さを考えた掛け方など、服に合う道具を使います。

詰め込みすぎると、隣の服に押されてしわになり、取り出すたびに形も崩れます。一着ずつ見える余白があれば、手持ち服を把握しやすくなり、コーデも組みやすくなります。クローゼットは服を隠す場所ではなく、次の出番を待つ場所です。

ソファに置かれた服とハンガーを確認している様子

 

白Tシャツは、清潔感が命

もう一つ見直したいのが白Tシャツの扱いです。白はシニアの顔まわりを明るく見せてくれる頼れる色ですが、襟元のくすみ、汗じみ、毛羽立ちは想像以上に目立ちます。着たあとは汚れを放置せず、その服に合った方法で早めにお手入れしましょう。

きれいに洗えていても、ねじれたまま干したり、押し込むようにしまったりすれば清潔感は失われます。白を白く、形をまっすぐ保つ。高価かどうかではなく、丁寧に扱われていることが大人の装いを上品に見せます。

白いジャケットとロングスカートをきれいに着こなすお客様

 

おしゃれは、クローゼットに戻すまで

年間パーフェクトコースでは、似合う服やコーデだけでなく、その人の日常に潜んでいる習慣まで見えてきます。今回あばかれたのは、お家洗濯、干し方、ハンガーの掛け方、しまい方。これは早めに一挙レッスンしなければなりません。

可愛いMちゃん、せっかく選んだ服たちが泣かないように、これから一緒に整えていきましょう。服を大切に扱えるようになると、朝の支度が楽になり、同じ一着でもきれいに見えます。

買う、着る、洗う、干す、しまう。この一連の流れがつながってこそ、本当のおしゃれ上手です。次にクローゼットを開けたとき、「すぐ着られるきれいな服」が並んでいる状態を目指していきましょう。

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