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白いトップスを凛と着る三村由香の夏コーデ

高い服でも着こなしが残念なら洒落にならない。UNIQLO・GUを大人の上質コーデに変える

「高い服を着ているから、おしゃれに見える」。残念ながら、そうとは限りません。値段の張る服を選んでも、サイズやバランスが自分に合っていなければ、着こなしはちぐはぐに見えてしまいます。反対にUNIQLOやGUでも、着る人の工夫があれば堂々とした大人の装いになります。

今は、高い服をたくさん買わなくても大丈夫です。大切なのはブランド名ではなく、その服を自分らしくどう着るか。「高い服を着てダサい」では、本当にもったいない。手頃な服も上手に味方につけながら、全身の完成度を高めていきましょう。

値段より先に見るのは「どう着るか」

店頭で服を見るとき、価格やブランドだけで判断していませんか。私がまず見るのは、シルエット、丈、素材感です。肩の位置が合っているか、身幅に余計なたるみが出ていないか、ボトムとの重心が整っているか。ここが合えば、手頃な服でもすっきり見えます。

今回の黒いインナーとロングボトムも、ジャケットの下はUNIQLOとGU。黒で縦のラインをつなぎ、白い羽織りを重ねることで、涼しさときちんと感を両立させました。値段を隠すのではなく、服のよさを引き出す着方を考えることが大切です。

黒のロングコーデに白い羽織りを合わせた大人の着こなし

 

50代からのプライドがおしゃれを狭くする

50歳を過ぎると、「今さらGUは恥ずかしい」「若い人の店で選ぶのは気が引ける」と、変なプライドが顔を出すことがあります。でも、その思い込みで選択肢を狭くする必要はありません。おしゃれ上手な人ほど、価格帯を分けずに必要なものを見つけています。

大人には、長い年月で身につけてきた経験があります。素材を見極め、足し引きをし、自分の体をきれいに見せるバランスを知れば、プチプラは十分に使える味方です。若い人と同じように着るのではなく、今の自分に似合うように整えればいいのです。

白い羽織りと黒のロングボトムを横から見せた大人コーデ

 

プチプラを上質に見せる五つの工夫

意識したいのは、シルエット、素材、アクセサリー、バッグ、靴の五つです。服がシンプルな分、どこか一つに艶や立体感を加えると、全身が急に整います。今回はゴールドのネックレスとバッグを効かせ、黒と白の装いに大人らしい華やかさを足しました。

バッグと靴の色や質感をつなげる、アクセサリーを一か所だけ強くする、袖を軽くたくし上げて手首を見せる。こうした小さな工夫は、お金をかけなくてもできます。服の値段を上げるより、鏡の前で全身を見て、重さや寂しさを調整するほうが効果的です。

白い羽織りとゴールドバッグを後ろから見せた大人コーデ

 

高いものと手頃なものを自然に混ぜる

全身を高価なものでそろえる必要も、全身をプチプラにする必要もありません。長く使いたいジャケットや靴には投資し、汗をかくインナーや流行の形は手頃な価格で楽しむ。自分なりの基準があれば、買い物に振り回されなくなります。

ブランドが違っても、色、分量、素材感が調和していれば、一つのコーディネートとしてきれいにつながります。値札ではなく、鏡に映った全体で判断すること。これができるようになると、クローゼットの服もぐっと使いやすくなります。

黒のワントーンに小物を効かせた鏡越しの全身コーデ

 

味方につけた人から、おしゃれは変わる

UNIQLOだから、GUだからと決めつけた瞬間、おしゃれの可能性は狭くなります。反対に「これは私ならどう着る?」と考えられるようになると、服選びはもっと自由になります。高いか安いかではなく、自分を美しく見せてくれるかどうかを基準にしてください。

理屈だけにとらわれず、今の自分を素敵に見せる工夫を楽しむ。アラカン後半戦のキーワードは、やっぱり「美しくありたい」です。その気持ちに遠慮はいりません。手頃な服も堂々と味方につけて、今日の自分が少し嬉しくなる着こなしを重ねていきましょう。

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