秋服を買う前にクローゼットを総点検。断捨離で服を減らし、着られるコーデを増やす
夏服から秋服へ。季節が変わり始めるこの時期は、「何を着たらいいのか分からない」と迷いやすくなります。
でも、そこで真っ先に秋服を買いに走るのはちょっと待って。新しい一着を迎える前に、まずやることがあります。クローゼットの総点検です。
年間パーフェクトコースのお客様とは、定期的に断捨離をします。服を減らすことだけが目的ではありません。眠っている服をもう一度見つけ、今の季節に着られるコーデを増やすための大切な時間です。
秋服を買う前に、クローゼットを総点検
クローゼットに服はたくさんあるのに、着る服がない。そんなときは、数が足りないのではなく、何を持っているのか自分で見えなくなっていることが多いものです。
引き出しから服を出し、ハンガーに掛かったものも一枚ずつ確認します。全部を目の前に並べると、「こんな服もあった」「これは去年一度も着なかった」と、今の自分と服との距離がはっきり見えてきます。

「残す・卒業・秋にも使う」で仕分ける
仕分けは難しく考えません。「これは残す」「これは卒業」「これは秋にも使える」。まずはこの三つで、サクサク分けていきます。
サイズが合うか、今の自分が着て心地よいか、今年も手に取りたいと思えるか。高かったから、まだ傷んでいないからという理由だけではなく、今の暮らしで本当に出番があるかを見ていきましょう。
一人では迷う服も、実際に着て全身を見れば答えが出やすくなります。残すか手放すかの二択ではなく、「別の組み合わせなら着られる」という第三の道を見つけることが、定期的に見直す良さです。
元気カラーの夏服は、まだ終わりじゃない
夏にたくさん着た鮮やかなピンクのトップス。色だけを見ると夏らしく感じますが、すぐにしまう必要はありません。黒のボリュームパンツと合わせれば、甘さを抑えた大人のバランスになります。

ここへ秋らしい素材を一つ足すだけで、同じパンツも違う顔を見せてくれます。夏服を全部しまって秋服へ総入れ替えするのではなく、今あるものを少しずつ次の季節へつなぐ。それなら気温が揺れる日にも無理がありません。
モケモケやツイードを足して、秋の顔へ
秋へのスイッチ役になるのが、モケモケ素材のベストやツイード、軽いジャケットです。腕を出せるベストなら暑さを逃がしながら、見た目には秋らしい温度を加えられます。
黒いパンツを軸にして、トップスを替え、素材を重ねる。ベージュのふわふわなら柔らかく、黒の表情あるベストなら少し辛口に。同じボトムでも、重ねる一枚が変わるだけでコーデの印象は大きく変わります。

断捨離は、服を減らしてコーデを増やす
断捨離は、ただ服を捨てることではありません。着ない服を手放して見通しを良くし、着られる服を見つけ直すこと。クローゼットの量は減っても、毎日のコーデはむしろ増えていきます。
手持ちの服が分かれば、次に買うべきものも具体的になります。似た服をまた買う失敗が減り、本当に足りない一着だけを選べる。おしゃれにもお財布にも、こちらのほうがずっとやさしいですよね。

今年の秋も、今ある服から始めましょう
秋物が並ぶお店を見ると、早く買いたくなる気持ちはよく分かります。でもその前に、クローゼットを一度開けてみてください。夏に着た元気カラー、しばらく眠っていたベスト、軽いジャケット。意外な一枚が、ちゃんといい仕事をしてくれます。
まずは全部を見える場所へ出し、残す服を一着ずつ着てみる。そして秋の素材を一つ重ねて、写真を撮ってみましょう。買う前のひと手間で、「着る服がない」は「こんなに着られる」に変わります。
服を減らして、コーデを増やす。今年の秋も、新しい服ではなく、今ある服から始めましょう。