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決めた、その時が来たら私の住む場所。自分の未来も服を選ぶように決める

老人ホームという名称、そろそろ変えてほしいなと思っています。

20代の頃から介護のお仕事にも関わってきたので、この分野はわりと詳しいほうです。だからこそ、年齢を重ねた先の住まいを考える時に、ただ暗いものとして捉えるのではなく、自分で選ぶものとして見ていたいと思っています。

昔から仲良くしてもらっている秋田さんという社長が、3年前にとても素敵な施設を建てられました。「グッドライフスタイルさらい」です。3周年のお祝いに行ってきました。

介護をずっと見てきたから思うこと

介護保険というものができる前から、秋田社長はヘルパーステーションを立ち上げられていました。岡崎では老舗もいいところで、知らない人はいないくらいです。

今ではヘルパーさん、認知症、介護保険という言葉も当たり前になりました。でも、まだそういう言葉が今ほど一般的ではなかった頃から、秋田さんは自分の思いをこつこつ形にされてきました。そして3年前に「グッドライフスタイルさらい」が完成しました。

さらい3周年のお祝い

 

ただの施設というより、暮らし方を選ぶ場所という印象です。明るくて、人の気配があって、そこにいる方たちの思いがちゃんと感じられる場所でした。

その時が来たら、自分で選びたい

みんな、子供や家族には迷惑をかけたくないと思っています。自分の足で歩いて、お手洗いにも自分で行きたい。できるだけ自分のことは自分でしたい。そう思うのは自然なことです。

でも、なかなかそうはいかない時が来ることも、私はよくわかっています。介護の現場を見てきたからこそ、気持ちだけではどうにもならないことがあるのも知っています。

グッドライフスタイルさらいの施設内の部屋

 

だからこそ、私は自分で選びたい。どの施設にしようかな、と服を選ぶように考えたいのです。誰かに決められるのではなく、自分の暮らす場所を自分で決める。その感覚を持っていたいです。

服を選ぶように、暮らす場所も選ぶ

人それぞれ、買えるお洋服の予算には限りがあります。それと同じで、住まいにも予算があります。どれだけ素敵な服やジュエリーが欲しくても、全部を買えるわけではありません。

でも、自分のために働いて、自分の好きなものを選んできたように、将来の住まいもできるだけ自分で選びたい。あのお洋服やジュエリーを買うために働いてきたのだから、自分が入る施設も、自分で働いて自分で決めたいのです。

将来の暮らしを考える施設見学

 

ここに入る頃には、もっともっと素敵になっているんだろうなと思います。時代も変わるし、施設のあり方もきっと変わっていくはずです。

家族に迷惑をかけたくない、でも現実もある

子供に迷惑をかけたくないと思いながら、結局はどこかで頼ることになるのかもしれません。物価もどんどん上がっていますし、私の稼ぎでは予算が足りないかもしれない。息子、よろしくね、なんて言う日も来るのかもしれません。

こういう話は、暗く考え始めるときりがありません。でも、笑いながら現実を見ておくことも大切です。まだ先の話として遠ざけるのではなく、その時が来たらどうするかを、少しずつ自分の言葉で考えておきたいです。

施設見学の日の一枚

 

年齢を重ねることは、何かをあきらめることだけではありません。選び方が変わるだけです。服も、暮らしも、人との関わり方も、今の自分に合わせて選び直していくものだと思っています。

これからの暮らし方も、自分らしく

「老人ホーム」という言葉には、どうしても寂しい響きがあります。でも本当は、これからの暮らし方を考える場所です。自分の人生の後半を、どこで、誰と、どんなふうに過ごしたいか。その選択肢の一つです。

さらい3周年のお祝いメッセージ

 

その時が来たら、私は自分で決めたいです。どこに住むか、どんな毎日を過ごすか。服を選ぶように、暮らし方も選んでいきたい。

まだまだ働いて、まだまだ好きなものを選んで、そしていつか必要になった時には、自分で納得できる場所を選ぶ。そんなふうに年齢を重ねていけたらいいなと思っています。

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