人生後半戦は、ふらっと出かけたもん勝ち。幸田町夏祭りで出会った人と景色
特別な予定を立てていたわけでもなく、幸田町の夏祭りへふらりと出かけました。青々と育った稲を眺めながら会場へ向かうだけで、いつもの一日が少しずつ夏休みらしい景色へ変わっていきます。
家にいれば涼しくて楽です。でも、一歩外へ出たからこそ見えた景色があり、会えた人がいて、思いがけない笑顔がありました。人生後半戦は、案外こういう「ふらっと」が大事なのだと思います。
青い稲を眺めながら、夏祭りへ
夏祭りというと、きちんと予定を立てて、誰かと約束して出かけるものに思えるかもしれません。けれど今回は、孫の夏休みのおかげもあって、気の向くままに足を運びました。
青々とした田んぼ、夏の空気、会場へ向かう人たちの気配。目的地へ着く前から、外へ出た人だけが受け取れるものがたくさんあります。急がず、寄り道しながら歩く時間まで、立派な夏の思い出です。

似顔絵一枚から始まった楽しい時間
会場では、かわいらしいイラストレーターさんに似顔絵を描いていただきました。自分の顔を誰かの目を通して絵にしてもらうのは、少しくすぐったくて、とても新鮮です。
上手に描いてもらうことだけがうれしいのではありません。描いている間に交わす言葉や、出来上がった絵を見て一緒に笑う瞬間まで含めて、心に残ります。小さな体験でも、外へ出ると一日の色がこんなに豊かになります。
歩いていたから会えた人たち
そのまま会場をぷらぷら歩いていたら、参議院議員の里見りゅうじさんと、幸田町長の野坂純子さんにも遭遇しました。まさかここでお会いするとは思っていなかったので、びっくり。握手までしていただき、思いがけずにぎやかな時間になりました。
予定表には書けない出会いほど、後から楽しく思い出すものです。「あの時、家を出てよかった」と思える出来事は、こちらから少し動いた先に待っています。

家にいたら何も起きなかった一日
特別な目的がなくても、ちょっと外へ出てみる。すると、思いがけない景色や人との出会いがあります。家にいたら何も起きなかった一日が、出たら出たで盛りだくさん。だから人生はおもしろいのです。
大げさな旅行でなくても構いません。近所のお祭り、気になっていたお店、いつもと違う道。ほんの少し行動を変えるだけで、心はちゃんと動きます。日常の中の小さな冒険は、年齢に関係なく私たちを元気にしてくれます。

歳を重ねた今こそ、足が動くうちに
歳を重ねると、出かける前に理由を探しがちです。暑いから、疲れるから、また今度でいいから。でも、足が動くうちは動かなきゃ。今の体で行ける場所へ、今の気持ちで会える人に会いにいく。その積み重ねが、人生後半の景色を広げてくれます。
もちろん無理は禁物です。体調を確かめ、休みながら、帰りたくなったら帰ればいい。完璧な計画よりも、「少しだけ行ってみよう」という軽さが、外へ向かう最初の一歩になります。
そして外へ出る日は、少しだけ好きな服を選びます。今回は黒のレーストップス。気持ちが上がる一枚を着ると、近場への外出も小さなイベントに変わります。おしゃれは誰かに見せるためだけではなく、自分の背中をそっと押し、出会いを楽しむ心をつくるためにもあるのです。

人生後半戦は、ふらっと出かけたもん勝ち
今日も私は、ふらふら婆さん。けれど、その「ふらふら」があるから、知らなかった景色に出会い、思いがけない人と笑い合えます。目的がなくても、立派な成果がなくても、心が動いたならそれで十分です。
人生後半戦は、ふらっと出かけたもん勝ち。家の中で待っているだけでは始まらない一日を、自分の足で迎えにいきましょう。小さな好奇心を連れて外へ出れば、いつもの町にも、まだ知らない楽しさが待っています。