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じじ70歳の誕生日。息子からの初めての贈り物に家族で驚いた日

じじにとって、最高に嬉しい日になりました。うちの家族は、誕生日プレゼントをきちんと用意するタイプではありません。申告したところで、誰かが何かをくれる家族ではないのです。私の還暦も、母の日も父の日も敬老の日も、さらっと何もなく過ぎていきました。

それについて、誰かが不満を言うわけでもありません。そういう家族だと分かっているし、毎年そんなものだと思って過ごしてきました。ところが今年は、さすがに驚きました。70歳になったじじの誕生日に、まさかの人からプレゼントが届いたのです。

息子から届いた、まさかのちゃんとした贈り物

くれるような人ではないと思っていた息子から、ちゃんとしたプレゼントをもらってしまいました。しかも、マッキントッシュのシャツ。これはじじもびっくりですし、私もびっくりです。まさかこんな日が来るなんて、正直思っていませんでした。

息子から父親へ、70歳のお祝い。言葉にすると普通のことのようですが、うちにとってはかなりの事件です。じじはもちろん嬉しそうでした。でも、それ以上に私も嬉しかった。自分がもらったわけではないのに、胸の奥がじんわりしました。

じじ70歳の誕生日。息子からの初めての贈り物に家族で驚いた日 画像1

 

70歳という節目の力は大きい

なぜ70歳なのかは分かりません。でも、70という数字には、家族を少し動かす力があるのかもしれません。私もあと4年で70になります。ということは、70になったら息子から何かもらえるということでしょうか。そういうことにしておきます。

問題は、息子が私の誕生日を知っているのかどうかです。そこはかなり怪しい。あと4年ありますから、毎年フェイントをかけていこうと思います。何気なく言う。さりげなく言う。忘れられないように、静かに仕込んでいきます。

じじ70歳の誕生日。息子からの初めての贈り物に家族で驚いた日 画像2

 

私からは、じじの好きな黒ゴマ塩を

じじはお赤飯が好きなので、私からは黒ゴマ塩をあげました。マッキントッシュのシャツと比べると、ずいぶん現実的なプレゼントです。でも、これはこれでじじには大事なもの。好きなものを分かっている人からもらう日用品も、誕生日にはちゃんと嬉しいものです。

派手なお祝いではなくても、家族の中に少しだけ特別な空気が流れる。そんな一日でした。誰かが誰かのことを思い出して、選んで、渡す。それだけで、普段の家族の景色が少し違って見えます。

じじ70歳の誕生日。息子からの初めての贈り物に家族で驚いた日 画像3

 

じじが嬉しそうだと、私も嬉しい

じじ、本当に嬉しそうでした。その顔を見るだけで、こちらまで嬉しくなります。長く一緒にいると、誕生日も記念日もだんだん日常に紛れていきます。でも、こうして思いがけないことが起こると、家族っていいものだなと改めて思います。

プレゼントそのものも嬉しいけれど、それ以上に、息子がちゃんと考えてくれたことが嬉しかったのだと思います。70歳の誕生日。じじにとって忘れられない日になりました。そして私にとっても、4年後への期待が静かに始まった日になりました。

来年から急に毎年プレゼントが続くとは思っていません。それでも、一度こういう日があると、家族の記憶にちゃんと残ります。何をもらったかより、誰がどんな気持ちで選んでくれたか。そのことが、あとから何度も嬉しくなるのだと思います。

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