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小さな喜びを集める暮らしに添える花

小さな喜びをかき集めて覚えておく。孫ネイルで始まった夏休み

夏休みに入り、さっそく我が家で始まったのはネイル遊びでした。遠くへ出かける予定を立てるより先に、小さな手の爪をかわいく整える。そんな何気ない時間が、今年の夏のスタートになりました。

特別なことをしなくても、心がふっと軽くなる瞬間はあります。子どもたちのうれしそうな顔を見ていると、楽しさは予定の大きさではなく、その場でどれだけ心が動いたかで決まるのだなと思います。

夏休み最初のおしゃれは、孫たちのネイル

一年生の子が選んだのは、なんとシュレック。かわいいだけではなく、少しユーモラスなものを選ぶところにも、その子らしさが出ています。ちょうど前歯が抜けている笑顔まで含めて、今しか見られない愛おしい姿です。

夏休みを迎えた孫と過ごす時間

 

二年生の子はキティちゃん。白をベースにした小さな顔と、指先のピンクがよく似合っていました。ふっくらした子どもの手には、明るくて甘い色が本当に映えます。本人も何度も手を眺めては、満足そうな表情を見せてくれました。

「好き」を選んだ指先は、それだけで特別

大人になると、似合うかどうか、派手すぎないか、年齢に合っているかと、選ぶ前にいろいろ考えてしまいます。でも子どもたちはとても素直です。「これが好き」「この色がいい」と、気持ちのままに選びます。

キティちゃんを描いた夏休みのネイル

 

その迷いのなさを見ていると、私たちももう少し自分の「好き」を信じていいのではないかと思わされます。洋服もアクセサリーもネイルも、誰かの正解に合わせるためではなく、自分の気持ちを少し明るくするために楽しむもの。小さな指先が、そんな大切なことを教えてくれました。

気分を変えるのに、大きな変化はいらない

女性は不思議なもので、爪に色がのっただけでも気分が上がります。髪を少し整える、新しい口紅を試す、いつもと違うピアスをつける。ほんの小さな変化でも、鏡を見るたびにうれしくなり、背筋まで自然に伸びてきます。

「今度まとまった時間ができたら」「もっと余裕ができたら」と先送りしていると、楽しみはなかなかやってきません。けれど、今日できる小さなことならすぐに始められます。お気に入りのカップでお茶を飲むことも、花を一輪飾ることも、自分を大切に扱う立派な時間です。

小さな喜びは、忘れないように集めておく

毎日は慌ただしく、せっかくうれしいことがあっても、次の用事に追われて忘れてしまいがちです。だから私は、小さな喜びを見つけたら、心の中でしっかり覚えておきたいと思っています。

孫の笑顔がかわいかったこと。似合う色を一緒に選べたこと。何気ない会話に笑ったこと。こうした出来事は、ひとつだけならささやかでも、重ねていけば毎日の満足感を確かに支えてくれます。幸せは突然大きな形で現れるものではなく、気づいた人から少しずつ受け取っていくものなのかもしれません。

年齢を重ねるほど、刺激の強さよりも、心が穏やかにほどける時間のありがたさが分かってきます。家族と過ごす短い時間や、季節の味、好きな色に目を留められる余白。そうしたものを丁寧に味わうことが、これからの日々を豊かにしてくれるのだと思います。

懐かしい牛乳パン

 

懐かしい味も、今日のうれしいこと

最後に見つけたのは、懐かしい牛乳パン。子どもの頃を思い出すような名前と包みに、思わず足を止めました。味や香りから昔の景色がよみがえる瞬間も、暮らしの中の小さなご褒美です。

夏休みはまだ始まったばかり。大きな予定が決まっていなくても、今日うれしかったことをひとつずつ拾い集めていけば、きっと心に残る夏になります。皆さまも、気持ちが少し弾んだ瞬間をどうぞ忘れずに。小さな喜びをたくさん重ねて、毎日を機嫌よく過ごしていきましょう。

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